このところ、テレビ番組はあまり見なくなっていた。
特にドラマは15分ぐらい見ただけで「イヤ」になってしまっていた。
テレビを長く見続ける根性がなくなってしまったのだと思っていた。
ところが今回は、「結婚できない男」という番組を何気なく見たところ、その後もつい見てしまうお気に入りドラマになってしまった
ひねくれものの主人公の男の、世間に対する反応や独り言が、なにか自分の過去を思い起こさせるから、そこのところはイヤなんだが、笑いながらつい見てしまっている。
最近のほとんどのドラマは筋立てが複線化しているから、場面が切り替わるともうなんだかわからなくなってしまっていた。だが、このドラマは、ストーリーが単線だから混乱させられることがない。
まあ、年寄り向けの時代劇のようなものですね。
ところで、ごく最近になって、「チャングムの誓い」という韓国ドラマをつい見てしまった。
それまでは「…ンなもの」とバカにしてたのだが、これまたストーリーが単線で、登場人物も限られているから、私でもなんとか理解できるドラマだった。
「おお、これも面白いもんだな!」と毎回見ているのです。
第40話から見始めたのだが今週は第42話だ。
再放送はしてくれないのかな…とか思っていたのだが、
偶然大学の図書館へ行って驚いた。
なんと「映像コーナー」にチャングムの誓いのDVDフルセットが並んでいた。
1枚のDVDに3話入り、3枚が1箱に入りそれが6箱、つまり全54話、約10万円分が勢揃いだ。
「おお、これは…」
大感激した。
しかし、「禁帯出」だから、図書館に備え付けのTVで見なくちゃならない。
昨日、本の返却ついでに、初めて第一話を鑑賞した。今後、暇を見つけて順次見ようかナと思っている。
でも、その部屋には当然学生の出入りがある。ヘッドホンを付けているから音声は漏れないものの、一見してチャングム見ていることは分かってしまうから、なにか恥ずかしい。
<おわり>
|