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 ●コラム目次へ                                                                       コラム更新日2006/9/5

2006年 今月のコラム 

  

月号 

●ご当地情報(1)

がらがら通り

駐車違反が法改正され即刻取締りとなり約3け月を経た。その効果はテキメンだった。いったいどこへ消えてしまったのかと思えるほど、そこかしこに放置されていた車がいなくなった。実際に取締りを行っているのは、まだほんの一部地域だし、釧路あたりは当分取り締まりなんかしないとの話もあるのだが、北大通り一帯からも一斉に駐車車両が消滅した。
しかし、そのことにより新たな光景が出現した。駅前から幣舞橋に向けて車を走らせていて驚いた。昼間だというのに道路がガラ空きで、ものすごく見晴らしが良くなってしまったのだ。人も車もほとんどいないから寂しさがいっそう増幅された。不法駐車により覆い隠されていた都心部の空洞化の現状がより明白になってしまったようだ。

●ご当地情報(2)

サヨナラデパート

8月20日、北大通りの○井がクローズした。つるやが閉店し、その後を○井が引き継いでから、まだ10年だというのに。やっと釧路に出来た「まとも」なデパートだったが短い命でした。都心部の空洞化に拍車がかかるからと、関係者が全国のデパート10社以上に出店依頼に行ったのだがどこからも相手にされなかったという。だから完全閉店やむなしということになった。

ところで、買い物の目的は大別すると3種類ある。「まとも」なものが欲しい場合と、「ほどほど」のものと「安い」ものが欲しい場合である。「ほどほど」ランクは、I○NやP○Sのようなアーケード、それから似とりのような大型店が扱っている品物。「安い」ものは、ほ○まっくや百均ショップ製品だ。
質屋の小僧の教育方法は「できるだけ多くの本物を見せることだ」と言われる。本物を見慣れていると偽者の見分けがつくようになるというわけだ。しかし、釧路では今後「ほどほど・お安い」物品ばかりの店舗になってしまうわけだから、もはや「まとも」な物を展示するショップが無いことになる。
生活文化に対する精神レベルが、さらにレベルダウンしてしまうことになるのでは?そんな危惧すら感じるのです。

2006IWA
オープンキャンパス

8月28日、岩見沢の出張から戻り10日ぶりに大学へ。事務室でうろうろしていたら学務担当者からこう言われた。
「先生、岩見沢は大変だったそうですね」
「え?」
「すごい数だったんだって?美術と音楽は去年の倍の参加者だったんですってネ」
「たしかに入りきれないほど来てたよ。でも、どうして…?」
「そりゃもう評判ですよ」

  今回は、そのお話をしましょう。

8月26(土)岩見沢校オープンキャンパス。
朝8時半、JP岩見沢駅へ着いた。
バス停には驚くほどの長蛇の列。とても一台には乗り切れそうも無いほどの高校生が列をなしていた。
中○BUSの管理職らしき人が走り回っている。

「増便を出しますから、これに乗ってくださーい」 少し経ってから、大丈夫かな?という感じの高齢のじいさんが運転する空バスが送り込まれてきた。

中○BUSは、ちかごろ岩見沢校への配慮が行き届いている。4月にはダイヤを改定し、JRとの接続時間を大幅に改善した。その結果、ほとんどストレスなしで札幌からの特急列車通勤が可能になった。
ともあれ、おかげで遅滞無く開始時間に間に合ったのだった。

昨年、私はIWAオープンキャンパには出られなかったから初めての体験だった。
昨年と違うのは、今年は午前・午後、同一のメニューを2回繰り返すことだった。つまり、午前9時半から、あるいは午後1時からでも、どちらでも参加できますよ、という思いやりメニューに変わったのだった。…ということは参加者が分散し、「比較的余裕ある説明会になるんだろうな…」と予想していた。

ところがどっこい、最初の集合場所の階段教室に参加者が入りきれずに溢れてしまった。蒸し暑い夏の朝だったこともあり、階段教室には、むんむんむしむしと異様な熱気があふれていた。

<芸術課程の全体会>

結果的に今年の参加者は、昨年の「倍」近かったようだ。
近頃のオープンキャンパへの参加者はは、3年生から2年生中心へと変わってきたそうな。
左は午前の部の様子。80席用意したのだが満席になってしまった。午後もこんな感じだった。

<ファクトリーへ移動:美術コースのみ>

今年の目玉は、今年度入学した学生(1年生)の前期の授業内容紹介だった。
前回のコラムで紹介したように、2週間集中で行われた「…基礎」の授業は全部で20種類あるわけなのだが、それらを受講した学生の代表者が、作品を紹介しながら内容を説明するというものであった。

約1時間半をかけて紹介したものだから、聞く方にとっては結構しんどかったのであるが、新生岩見沢美術科の幅広さが十分に伝わったことだろう。

しんどいオープンキャンパスの翌日は、さらにしんどい「芸術セミナー」が待っていた。

このセミナーは、着彩画・構成・立体といった、実技試験の内容に対応した実技指導を行うものだ。与えられるモティーフやテーマも、実際の試験問題と似ているから、だからなんとなく模擬試験を感じさせる。

総参加者は90名。
着彩画コースだけでも50名以上いた。
受験生だけを対象にしたセミナーは「イケナイ」ということから、参加者に制限はしていない。したがって、近場の高校生も混じっている。
H高校なぞは、1〜3年入り混じって40名以上送り込んできた。
高校での美術の授業の一部を肩代わりさせられた感じだ。
大学側の趣旨も汲み取ってもらいたいもんだよまったく

立体コースは20名ほど。たしかにこんな設備で粘土を使える高校なんて、ほとんだ無いだろうけどね。

<おわり>

●テレビ番組より

このところ、テレビ番組はあまり見なくなっていた。
特にドラマは15分ぐらい見ただけで「イヤ」になってしまっていた。
テレビを長く見続ける根性がなくなってしまったのだと思っていた。
ところが今回は、「
結婚できない男」という番組を何気なく見たところ、その後もつい見てしまうお気に入りドラマになってしまった

ひねくれものの主人公の男の、世間に対する反応や独り言が、なにか自分の過去を思い起こさせるから、そこのところはイヤなんだが、笑いながらつい見てしまっている。
最近のほとんどのドラマは筋立てが複線化しているから、場面が切り替わるともうなんだかわからなくなってしまっていた。だが、このドラマは、ストーリーが単線だから混乱させられることがない。
まあ、年寄り向けの時代劇のようなものですね。

ところで、ごく最近になって、「チャングムの誓い」という韓国ドラマをつい見てしまった。
それまでは「…ンなもの」とバカにしてたのだが、これまたストーリーが単線で、登場人物も限られているから、私でもなんとか理解できるドラマだった。
「おお、これも面白いもんだな!」と毎回見ているのです。
第40話から見始めたのだが今週は第42話だ。
再放送はしてくれないのかな…とか思っていたのだが、
偶然大学の図書館へ行って驚いた。
なんと「映像コーナー」にチャングムの誓いの
DVDフルセットが並んでいた。
1枚のDVDに3話入り、3枚が1箱に入りそれが6箱、つまり全54話、約10万円分が勢揃いだ。
「おお、これは…」
大感激した。
しかし、「
禁帯出」だから、図書館に備え付けのTVで見なくちゃならない。
昨日、本の返却ついでに、初めて第一話を鑑賞した。今後、暇を見つけて順次見ようかナと思っている。

でも、その部屋には当然学生の出入りがある。ヘッドホンを付けているから音声は漏れないものの、一見してチャングム見ていることは分かってしまうから、なにか恥ずかしい。

<おわり>

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