▼まれにみるダサイパンフだ
入学式前に配布された印刷物の中にあったのが,左のパンフだ.
「やれば,できる」か… なんとダサイタイトルなのか,と初めは思った.
入学式後,10分の休憩後幕があがり小柴さん登場と思いきや,巨大なパワーポイントの映写図の脇に小柴さんは,ちんまりと座っていた.
そういえばもう結構な年だから座りっぱなしでもしょうがないな,と思った.
で,淡々とした話が始まった.
で,それを聞いていて思った.
やっぱり小柴さんはすごい人だ
約1時間.話のポイントは3点,ひとつは子供の頃にかかった小児麻痺を克服した話,2点目は私財をなげうって基礎科学育成の財団を作った話.3点目はカミオカンデの研究の話だった.
2点目までは理解できた.ものすごい頑張りやだってことが良く理解できた.
しかし,3点目の研究の話はさっぱりわからない.次々にグラフを示して少し説明するのだが,何がなにやらさっぱりわからん.ニュートリノに3つあるとか,分裂するとか,そうした研究内容を淡々と嬉しそうに話していく.
内容はさっぱり解らないが,しかし,とんでもない研究だってことが何となく理解できた.次々と新たな発見が続いていく説明を聞いていると,やっぱり小柴さんは凄い人だと思った.
釧路なんかに住んでいると,あんまりたいした人間に会う機会がないから忘れてしまっていたが,ものすごい人もいるもんだという,人的刺激を久しぶりに受けた.
人から受ける刺激は,最も大きな刺激になることは解っていたのだが,大きな人間の存在を感じて勇気づけられた気がしました.
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