
■雪がない玄関 積雪があると、着物姿じゃ歩きにくいからかわいそうだな、と思っていたのです…よかった。 
■吹奏楽部は大活躍だ 本年、団体の部での「学生表彰」を受けました。表彰理由は地域貢献。音楽が岩見沢に集約されたら、この「部活」 は維持できるのか?

■向かって左側は教員席 この写真をみるとイスに予備がないでしょ。つまり、例年出席する教員が少ないからと、イスを減らしてたんですよ。でも、この後にまだ10人以上の教員がきたのです。で、急遽15人分のイスを追加したのです。事務の読みが甘かったな。

■親がいっぱい来るようになった 後ろの席までマンパイになりつつある。一列に15人ぐらいいて10列以上あったから150人は来てたかな。

■祝賀会会場に変身 話によると、こんなふうに体育館で祝賀会を行ってるのは釧路だけだということです。つまり、こうして会場設営や食い物の準備などに事務官の手を煩わせることは、他では行わなくなってるということですね。

■綺麗どころがそろったぞ

■法人化されてから、学長じゃなくて理事がきた
右はじが4人の理事のひとりの三浦理事。左端が神田副学長(呼び方がかわりました)

■美術のテーブル 女の子ばかり(たぶんこれが福井先生のさいごの写真になるでしょう)

■じんじんが栓を抜く

■じんじん大あわて

■ハイエナも交えて記念撮影
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■雪の朝
3月18日の卒業式の前夜、もう春ダ、と気が緩んだところへ湿った重い雪が降った。10センチの積雪。早起きして、自宅庭先の雪かきを終え大学へ向かう。途中3箇所で事故。計5台の乗用車が歩道に乗り上げたり追突したり。パトカーが騒々しく走りまわっていた。
しかし、釧路市内に入るにつれ積雪は少なくなり、大学の玄関にはまったく雪がなかった。阿寒町と市内との気候の違いを感じた。
■会場
体育館での卒業式は、やはりなんとなくわびしい。しかも暖房が天井にあるから、頭の上から熱が降り注いでくる。この感覚には、いつまでたっても違和感を覚えるのです。「講堂新築」は、昔から文部省に設備要求を出してきたものの無視され続けてきた。「講堂」は一つの大学に一つだけというのがその理由。札幌校に講堂があるから、ほかの分校も体育館で実施してるのでしょうか?
ところで、学生はあまり気づいてないと思いますが、床に敷いてあるグリーンのシートは誰が敷いてるのかご存知ですか? 前日に事務の人たちが総出で敷いているのです。入試の際の手伝いで、私もシート敷きの作業をしたことがあるけれど、スキマなく敷くのはすごく大変な作業です。
それから、正面頭上に掲げてある「学位記授与式」って書いてある横長の看板。今は業者に作成させるようになったけど、この作成は、一昨年前までの30年以上、ズット美術が担当してきたのですヨ。3.8メートルの長さのパネルに水張りし、文字をレタリングする作業はとても大変です。かつてはデザインの学生に、「卒業」と「入学」の2枚の看板を作業費2万円で依頼していた。けれども、何度も失敗して苦しんでいたので、それで見かねて高橋ユキオさんにお願いするようになりました。そして大きなプリンタ導入後は、私が印刷しユキオさんが水張りして、作業費はユキオさんに差し上げていたのです。ところが一昨年前のことです。
「先生は給料をもらっているわけだから、こうした作業に報酬を支払うことはオカシイ。だから、今年からタダでやってくれませんか」「へ…?」「あのね、この作業は以前は学生にアルバイトで頼んでて、今は卒業生にお願いしてやってもらってるんだよ。あのね、私は一円だって自分のものにしてないんだよ」むしろ、プリント材料などは私の研究費から持ち出しでサービスしてたのに、金が一旦私の銀行口座に振り込まれる形になってたから、それを誤解してしまったんですね…(事務担当者が変わると、こういうことがままある)。
わたしがへそを曲げたから、以後は業者に依頼するようになったのです。明らかに業者の方がヘタなんですけどネ。マアそんなこと今となってはどうでも良いや。
■マイクが変だ…
誰の責任だ
在校生の「送辞」で、マイクに声が入ったり入らなかったり。このようなミスは初めてだ。いったい誰の責任だ。
セレモニーの際の音響は最重要事項。
当然マイクテストは入念にやったはず。そして、代わりのマイクも準備しておくはずナノニ。
事務の気合抜けの問題だな。
■親は150人
最近の卒業式は、会場の一番後ろまで人で一杯になってきた。家族の参加者が多くなったのが原因のようだ。でも、大学の卒業式に出る親ってのはどういう人なんだろう? と思う。
一昨年前の卒業式の朝、大学の駐車場で、母さんと兄弟、そして腰が曲がったバアさんの5人ぐらいの一団が、楽しそうに群れている姿をみた。その場合は慰安旅行みたいで楽しそうだったからほほえましさに苦笑した。
つい、卒業式って言ってしまうけれど、大学の場合は正しくは「学位記授与式」だから学位記を受領するだけのことだ。釧路校のそれにはじめて出席した時、正直なところ「小学校みたいだな???」と首をひねった。
ものごとの判断基準は、どうしても自分の経験を基にしてしまうけれど、私は大学を出るときには証書をもらうだけだと思っていたから、セレモニーもどきがくっついているのはむしろおかしな気がしたのです。
私が学部卒業した際は、学部別に大教室に集められて学部長がひとこと言って、学科代表学生に学位記を渡して、それで終わりだった。私は教育学部だったから、300人ぐらいが階段教室に集合した。普段の授業と変わらないのだから、もちろん普段着だ。そんなところに晴れ着や袴姿でやってくるバカはいない。当然、親が来るはずもない。
大学生活とは、そうやってさりげなく終わるものだと思っていたのです。
でも、釧路校の卒業式は、主事挨拶、送辞と答辞。その程度だからマダよいかな、と思う。数年前に、釧路短大と釧路公立大に、分校主事代理で出たことがあったけれど、「コリャ、どうにも酷(ひど)い…」と思った。
いまや同世代の4割近くが大学を出るようになったわけだから、かつて大学に行くことができた一握りの人たちとは、その意味が変化して当然だろう。でも、そうしたかつての大学を出た親であれば、大学の卒業なんかに親が出るものじゃない、と考えるのは当然だと思うのです。逆に今、大学の卒業式に出る親は、大学というものの意味を知らない人たちなのかな?と思ったりもするのです。
■ 卒業式の日は忙しい
いつも卒業の際、学生たちはあたふたと各地に散らばって行くから、追い出しコンパ以後全員と顔をあわせるのは卒業式の日ぐらいだ。
当日、研究室の留守電に「○○さん△冊、××君△冊、まだ返却されてません。ぜひ伝えてください…」図書館職員の悲痛気な声が入っていた。
廊下を歩いていたら、学生係の就職担当の近藤さんから、「あっ、先生いいとこで見つけた。美術の臨時教員の募集が来てるんです。だれかいませんか。それから、××君と○○さんは就職先を確認してもらえませんか…」
さて、ここで今年の就職状況を(判明分)。
民間では
成田・濱田の両名(釧路市内の広告会社)
細勢さん(札幌のIT関連)
高橋くん(東京の鉄工所)
内村さん(りらいあぶる)
教員では
森さん(愛知 碧南の小学校)
神さん(青森高校臨時)、
木戸さん(白糠中臨時)
桑原さん(札幌臨時)
その他
吉住くん=札幌でバンド活動とか
■ 着物には袖がある
今年の卒業生数は、男子100名、女子118名。造形文化でいえば男子はひとりだけ。
女子学生の方が多くなってしまったから、卒業式の雰囲気も昔とはだいぶ変化した。着物姿も多く、そうとう華やかになってきた。
さて、祝賀会の準備も整って
ビールで乾杯!!
ガッシャン
何の音?
じんじん が、着物の袖でビール瓶ひっかけた。
振袖には長い袖があるのに、そのための動きを考えないものだから。さあ大変。
口の開いた瓶が、テーブル下までころがってしまった。
左はその後の図
今の女子学生には着物を着ることはほとんど無いから、所作を知らない。トレーニングが必要だ。
釧路では、夏場も寒いからユカタを着ることもない。ユカタは着物を着る練習になるから、子どもの頃から、機会があれば着たほうが良い。こういうことを親の躾(しつけ)っていうんだろうな。
髪の毛染めて大人ぶってるだけじゃだめだ。着物を着ても見掛け倒しだけじゃ見合いもできないぞ。
■ カメラが多すぎて撮影がタイヘン
学長の代理で来た理事の乾杯の後、在校生の入場制限が解かれて、ハイエナたちが群がってきた。
左の写真は、その後ぐちゃぐちゃになる前の記念写真です。
デジカメや使い捨てカメラの普及によって、今や誰もがカメラを持参している。その結果、たとえばこの一つのシーンでも、5台ぐらいのカメラでとっかえひっかえ写すことになる。
誰かが代表してキッチリ撮影して焼き増して配布する、というような合理的なシステムがまったく無い。
撮影も個人主義的になったと言えるのだろうか。
今年の卒業式も、
こんな感じでゴタゴタしながら終わったのでした。
ともあれ、
卒業生の未来に幸あらんことを祈ります。
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■釧路短大
例年、文化会館の小ホールで実施。晴れ着姿が多くて、一人ひとり壇上にのぼり証書を受けとる。学長と来賓からあいさつ。来賓は釧路校と公立大学長。
圧巻は取得免許の紹介、該当者が呼ばれて起立する。いろんな免許があるから、同じ人が何度でも立ち上がる。それから、学生表彰。3種類ぐらいあって、賞状と記念品を受け取りに壇上に上がる。釧路校で免許状ごとに呼び上げてたら一日じゃ終わらんぞ。
■釧路公立大
地元の市町村の組合立だから、組合長の釧路市長と、近隣の各町村から7名ぐらい来賓がきている。それから釧路校と釧路短大が来賓。
アトリウムでやるからちょと狭い。学生、保護者はいすに座り、在校生は座りきれないので、アトリウムを囲む2〜4階から、ずらりと顔をのぞかせている。部活の後輩が卒業生の名前を書いた横断幕が垂れ下がってる。
学生は全員名前を呼ばれたら、壇上を右から左へ横切って学長から証書を受け取る。
全身タイツ男や着ぐるみや、チャイナ服やら派手派手ドレスが一杯いる。在校生は囃し立てたりクラッカー鳴らしたり。
二度と行きたくないと思った。
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