.          北海道教育大学釧路校/造形文化領域●美術科教育専攻=B-KenWeb

平成17年度(2005) 

入学式 ドキュメント

 

 

46日晴れ。当日の予想気温は10度(帯広は18度)。

ゴールデンウイークの連休のころの気候だった。

玄関前に人だかり。おそらく一年のうち、もっとも賑やかな玄関だろう。

 

親は100人ぐらい来ていたでしょうか。

体育館はほぼいっぱい。

でも背後の中央になにやら黒いカタマリがある。

あれはいったい?


これが噂の、衛星を使った5分校同時入学式の主要機器。

黒い暗幕で覆われた台の上に置かれた液晶プロジェクターは、獅子舞いのよう。

海外旅行用のスーツケースぐらいの巨大さだ。

この設備によって、体育館の中央に巨大な空白スペースが必要だから、体育館の両脇がすごく狭苦しく感じられる。

 

スクリーンには、「平成17年度 北海道教育大学入学式」の文字が映し出されている。

だから、かつてのような手作りの「祝入学」看板はいらなくなったのです。

 

スクリーンに映し出された学長。

村山学長は学長になった当初から、この方式を取り入れたかったのです。

実は昨年の入学式から取り入れられたのですが、昨年は、私は研究年で入学式はお休みしました。だから私にとっては初めての経験だったのです。

札幌校の講堂の様子を2台のカメラで映し出しながら、すすめられていく。

撮影がけっこう上手だったから、たぶん業者に頼んでいるのだろう。

5分校共通だから、かつてのように入学者全員が名前を呼び上げられ起立するような入学許可のスタイルは無くなった。各課程の代表者の氏名のみ呼び上げるが、それだけでも、結構時間がかかる。

 

学長挨拶が終わると、映像は消え、金屏風がセットされ分校ごとの式に移行する。

これは、神田先生が挨拶しているところ。

それぞれの挨拶は卒業式ほど長くなく、

式は約50分で終了した。

セレモニーは、ものたりないほど短いほうが喜ばしい。

 

やあ、終わった終わったの図

でも、明日は朝からエンエンと続くガイダンス。

その後は、教員課程の所属わけ。

授業がはじまるのは、いつのことやら。

新課程の入学者は、今年が最後。

来年からは、教員養成課程のみの入学になるのです。

 

 

おしまい